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イギリスの知識人が「近年のアメリカの知識階級の知的退廃ぶりは目に余るものがある」と言ったのは もう随分前のことになる。それでもノーム・チョムスキーのようなアメリカ人もいるのだから、 それほどのこともあるまい、と考えていた。確かに、日本の「知識人」(=しばしば単なるテレビタレントにすぎない) に比べれば、アメリカの知識人の中には相当にレベルの高い人たちもいる。 ただ、翻訳の問題なのか、文章がしばしば極めて難解である。 主語を探し求めながら読まなければならない場面もあり、読破するのにはかなり体力を消耗した。 |
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アメリカ人が皆アホなわけではない。「反米」を口にするとアメリカ人すべてを敵視しているように思われがちであるが、勿論そんな馬鹿げたことはない。 |
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なんとまともな感覚のアメリカ人がいることか!と思った。 以降私は大のマイケル・ファンである。「おい、ブッシュ、世界を返せ!」「アホの壁 in USA」も必読だ。DVDでは「ボーリング・フォー・コロンバイン」や「ザ・ビッグ・ワン」など出ているが、必見である。 |
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ジョージ・W・ブッシュが「正当な」アメリカの大領量であるかどうかは、選挙結果でアメリカが大きく揺れた直後から疑問の声が出ていた。 |
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アメリカの今の政権は「ネオ・コン内閣」と言われる。「ネオ・コンサーバティヴ」:新保守主義というと、何だか思想的に極右というイメージを持つが、実際にはこの内閣の連中は思想などほとんど持たない。ただ自分のふところに金が転がりこんでくることだけを考えているようだ。 なお、著者のポール・クルーグマンは自ら「グローバリズム賛成派」であると公言している。グローバリズムは世界から貧困をなくす、と著者は本気で考えているようだ。 |
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日本も他人事ではない。 |
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若くして世界にその名を轟かせたエマニュエル・トッド氏の2003年の著書である。「アメリカはもはや帝国にあらず」という主張に興味ひかれた。その理由は明確にそして説得力をもって述べられている。 |